はじめに:「Microsoftスキルは差別化になる」
未経験転職やキャリアチェンジでよくある質問。

…この質問をただ「問題なく使えます」と返して終わっていませんか?
それでは他の応募者と差別化ができません。
むしろ、Microsoftスキルこそ“成果物”とセットで具体的にアピールすべき項目なのです。
Microsoftスキルとは何か?面接で使える具体例
カテゴリ | アピールできるスキル例 |
---|---|
Excel | 関数・ピボット・グラフ・VBAによる自動化など |
PowerPoint | 提案書の構成・図解力・ストーリーテリング |
Word | 社内報告書・議事録のテンプレ設計など |
Power Automate | 定型業務の自動化、Teams通知など |
Power Apps | 入力フォームの作成、モバイル対応アプリ |



✅ ポイントは「何をできるか」ではなく「それで何を改善したか」。
面接でMicrosoftスキルをアピールするポイント
アピールの3ステップ
- 課題があったことを伝える
- 「毎月発生する見積書作成に30分以上かかっていました」
- どのツールでどう改善したかを説明
- 「Excel VBAでマクロを組み、入力フォーム化しました」
- 効果を数字で伝える
- 「作業時間を1件5分まで短縮。月間10時間以上の削減に成功」
これだけで「自分で考えて、改善し、結果を出せる人」という印象を与えられます。
成果物があるならWeb面接で“画面共有”が最強の武器
💻 成果物を見せるだけで説得力が段違い
Web面接であれば、画面共有で自作のExcelやPowerPoint、Power Appsの画面を見せることでアピールが一気に強化されます。
✅ 面接時の画面共有ポイント
- フォルダ整理された状態を見せることで丁寧さも伝わる
- 操作ができることを見せれば「本当に自作」が証明される
- 「ここが工夫ポイントです」とストーリー立てて説明
💬 例文(Excelマクロ)
「こちらが実際に使っていた見積書作成マクロです。営業担当がこのフォームに内容を入力すると、自動で印刷用のフォーマットが生成されるようにしています。ボタンひとつで完結できるように意識しました。」



🌟「百聞は一見に如かず」。
「操作できる資料」は、あなた自身の信頼度を数段階引き上げます。
ポートフォリオがなくても「スクショ+スライド」で代用可能
実際のExcelやPowerPointファイルを共有できない場合は、次のような代替手段も有効です。
- Excel画面のスクリーンショット(加工ポイントをハイライト)
- Power Automateのフロー図(「Before/After」の説明つき)
- スライドにして「工夫点」「効果」まで整理しておく
📎 簡易テンプレの例(PowerPoint)
スライド | 内容 |
---|---|
1 | 課題と背景(例:毎月の報告書作成に時間がかかっていた) |
2 | 改善施策(例:VBAでテンプレート化) |
3 | 成果(例:年間で〇時間の削減) |



「成果物が会社のPCにしかなく自宅からのWeb面談では共有できない」ときの解決策です。
面接でよくある質問と答え方
Q.「Excelはどのくらい使えますか?」
🗣️「Excelは基本的な関数はもちろん、VLOOKUP・INDEX/MATCHなどの検索関数、ピボットテーブル、グラフ作成が可能です。また、業務改善のためにマクロ(VBA)を使った自動化も実施してきました。」
Q.「ITの専門職ではないのに、なぜそこまで使えたんですか?」
🗣️「現場での課題を見て、業務効率化の手段としてツールに興味を持ったのがきっかけです。独学ですが、現場で使う中で徐々に実践力がついていきました。」



✅ “仕事の中で自然に身につけた”と伝えると印象が柔らかくなります。
まとめ:Microsoftスキルを「使える」から「活かした」に
単なるツールスキルではなく、「何をどう変えたか」が鍵
成果物があるなら、見せてアピールが最強
Web面接では“画面共有”が差をつけるポイント
ポートフォリオがなくても、スライドで十分代替可能



私はWeb面接時の自己PRのタイミングで
「画面の共有をしてもよろしいでしょうか。」
とお伝えして、成果物のコードと動きを見ていただきました。
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