
「毎日のメール確認とファイル整理、正直めんどくさい…」
「Power Automateって聞いたけど、難しそうで触れてない…」



――いえ、Power Automateならノーコードで業務が自動化できます!
結論:Power Automateは、手作業の定型業務を“フロー”として自動化できる無料ツールです!
目次
Power Automateとは?
Microsoftが提供するクラウドベースの業務自動化ツール。
Excel、Outlook、Teams、SharePointなどと連携し、繰り返し作業を自動実行できます。
- ノーコードで使える
- テンプレートも豊富
- 無料で始められる(Microsoft 365ライセンスに含まれている)
自動化できる業務の一例
業務内容 | 自動化の例 |
---|---|
メール確認 | 添付ファイルをOneDriveに保存し、Teamsへ通知 |
ファイル管理 | SharePointにファイルが追加されたら自動整理 |
データ集計 | Formsの回答をExcelに自動転記 |
チャット通知 | 日次レポートを毎朝定時にTeams投稿 |
フロー作成の基本構造
Power Automateで作る処理の単位を「フロー」と呼びます。
フローは以下の2つで構成されます:
- トリガー:処理を開始する条件(例:メール受信時)
- アクション:処理内容(例:添付ファイルを保存)
トリガー → アクション1 → アクション2 → …(順次実行)
初心者におすすめのテンプレート3選
テンプレート①:Outlookの添付ファイルをOneDriveに保存
- トリガー:Outlookでメールを受信したとき
- アクション:添付ファイルをOneDriveに保存
テンプレート②:Forms回答をExcelに記録
- トリガー:Formsに回答が届いたとき
- アクション:Excel Onlineのテーブルに自動記録
テンプレート③:定時にTeamsへメッセージを投稿
- トリガー:スケジュール(例:毎日9時)
- アクション:Teamsチャネルに「本日もよろしくお願いします」投稿
実践:フローを作ってみよう(ステップ解説)
ここでは「メール受信時に添付ファイルを保存する」フローを例にします。
Step1:Power Automateにアクセス
→ https://make.powerautomate.com
Step2:「自動化されたクラウド フロー」を選択
Step3:トリガーを設定
- 「Outlookで新しいメールを受信したとき」
Step4:アクションを追加
- 「添付ファイルをOneDriveに保存」
Step5:フローの名前を付けて保存
→ 有効化されると、次回以降メールが来るたびに自動実行!
よくあるエラーと対処法
エラー内容 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
接続エラー | OutlookやOneDriveの接続が未設定 | 「接続」から正しいアカウントを選ぶ |
無限ループ | 自分が送ったメールに自動返信設定 | 条件分岐(If)を入れて防ぐ |
保存先が見つからない | OneDriveのフォルダ名ミス | パスを指定し直す |
まとめ
ポイント | 内容 |
---|---|
Power Automateは誰でも使える自動化ツール | コーディング不要で業務を自動化できる |
フローは「トリガー+アクション」で構成される | テンプレートを使えば5分で完成も可 |
Outlook、Excel、Teamsとの連携が強力 | Officeユーザーなら活用メリット大 |
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