1. はじめに|「夢を見て入社した会社で、絶望した。」
短大を卒業して、私はとある企業に就職しました。
当時の年収は約300万円。「まあスタートとしては普通かな」と思っていました。
でも、それはほんの一時の安定にすぎませんでした。
2. 「あなたに任せる仕事がない」と言われた現実
入社から1年ほど経った頃。
直属の上司からこんなことを言われました。
「正直、今うちで任せられる仕事があまりないんだよね」
言葉を失いました。
仕事がない=成長できない。
成長できない=評価されない。
評価されない=給料が上がらない。
それがすべて現実になっていきました。
3. 23歳で年収280万円。このままじゃ何も変わらない
昇給のチャンスもなく、ボーナスもほぼゼロ。
23歳のとき、私の年収は280万円に下がりました。
- 一人暮らしは厳しい
- 友達の結婚話を聞いて焦る
- 「将来どんな生活になるんだろう」と不安ばかりが増える
同じ世代の友人たちは、営業や専門職でキャリアを積んでいたり、
資格取得や副業を始めていたり。
**「自分だけ取り残されている感覚」**が強くなっていきました。
4. 「このままじゃダメだ」と思ったきっかけ
ある日、ふと社内の共有フォルダにあるExcelファイルを見ていて気づいたんです。
「この作業、毎日やってるけど、自動化できないかな?」と。
そこから少しずつ、Excel関数やVBA、Power Automateを独学で学びはじめました。
「自分の手で仕事を効率化できた」とき、初めて
**「働くこと=自分を活かすこと」**だと実感しました。
5. 転職を決意した理由
スキルを少しずつ身につけていくうちに、ある確信が芽生えました。
「このままここにいても、給与もスキルも上がらない」
だったら、
**「スキルを活かせる場所に、自分から行こう」**と決めたんです。
6. 転職後の現在
転職後、年収は100万円以上アップしました。
正直、環境も仕事の量も責任も増えましたが、
「自分のスキルが認められている」「任されている」という実感があります。
何より、“将来”を考えられるようになったことが、何よりの変化です。
- 一人暮らしもできる
- 結婚も視野に入ってきた
- 親に少しだけ還元もできるようになった
7. まとめ|「変わらない環境」を抜け出すのは、逃げじゃない
この文章を読んでいるあなたが、もし今の職場にモヤモヤを感じているなら、
それは甘えじゃありません。
- 自分の力を試したい
- 今の生活から抜け出したい
- 誰かの役に立てる仕事をしたい
そんな気持ちがあるなら、スキルを身につけて動く価値はあります。
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