「プログラミングは理系の人がやるもの」
そう思っていませんか?
実際、こんな不安の声をよく聞きます。

数学が苦手だから…
文系出身だから自信がない…
理解力に自信がない…
ですが、その不安、実は“思い込み”かもしれません。
結論:プログラミングに必要なのは「考える力」と「伝える力」
プログラミングで本当に求められるのは、こんな力です。
必要な力 | 文系スキルとの関係例 |
---|---|
論理的に考える力 | 国語の読解、文章構成、法律的思考など |
相手に伝える力 | 仕様書の作成、チームでのコミュニケーションなど |
問題を分解する力 | 歴史・社会の因果関係を整理する力と同じ |
正確に伝える習慣 | 文系のレポート・論述力そのもの |
これらは、文系でも十分に身につけている力なのです。



ちなみに私は理系で職場の同僚も理系の集まりです。
しかし、プログラミングを習得しているのは私ぐらいで、まんまと抜け駆けし好待遇を享受し日々をすごしています。
プログラミング=理系であれば同僚も同じくプログラミング習得できるはずです。
実例:文系出身でも活躍している人は多い
たとえば、私自身も文系の短大卒。
はじめはExcelもロクに使えませんでした。
でも、以下のようなツールを組み合わせて仕事を自動化できるようになりました。
- Excel VBA
- Power Automate
- Power Apps
結果、社内で業務効率化の旗振り役となり、キャリアも変わりました。
また、実際にエンジニアとして活躍している人の中にも、文系出身者はたくさんいます。
数学は苦手でも大丈夫?→ はい、問題ありません。
プログラミングでは、高度な数学は使いません。
使うとしても、以下のような中学〜高校レベルの基礎で十分です。
- 四則演算(足し算、引き算…)
- 比較(大小の判断)
- 条件分岐(「もし〜なら」)
それよりも重要なのは、
「どうやってその処理を組み立てるか?」
というロジックの組み立て方です。これは理系でなくても身につきます。



しいて言うなら変数の考え方は多用すると思います。
高校1年生の連立方程式レベルができれば事足ります。
理系スキルよりも「仕事に活かせる視点」の方が重要
実務で求められるのは、こういう視点です。
- 繰り返し作業を自動化できるか?
- 入力ミスを防ぐ仕組みを作れるか?
- 他の人も使いやすい設計になっているか?
こうした観点は、“人に伝える”力のある文系の方が得意なことも多いんです。
文系だからこそ、武器になる場面もある
- UI(見た目の使いやすさ)を考えられる
- わかりやすくマニュアルを書くのが得意
- 他の人への説明・共有が丁寧にできる
これは、技術職であっても評価されます。
実際、文系出身でチームリーダーや社内SEに抜擢される例も多数あります。
迷っているなら、「まずやってみる」だけでいい
「本当に自分に向いているか不安…」
という気持ちは痛いほどわかります。
でも、プログラミングは実際に手を動かしてみると、意外と楽しいことに気づきます。
しかも今は…
- Excel VBA
- Power Automate(ノーコード)
- スクールの無料体験
- YouTubeやブログで学べる時代
と、始めやすい環境が整っています。
まとめ|理系じゃなくても、あなたには向いているかもしれない
- プログラミングに必要なのは、数学よりも論理的な“考え方”
- 文系の強み(説明力、構成力、共感力)は大きな武器になる
- 初心者でも、今すぐ手を動かしてみることができる
もしあなたが、



「このままでいいのかな…」
「自分にも何かスキルを身につけたい」
と思っているなら、まずはVBAやPower Automateなどの身近なものから触れてみてください。
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