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はじめに:Excel関数は“時短のカギ”
Excelを使うなら、まず覚えておきたいのが「関数」。
とはいえ、最初から難しいものを無理に覚える必要はありません。
今回は、初心者が最初に身につけるべき 5つの基本関数 を厳選して紹介します。
すべて「実務」でよく使う、かつ「応用のベースになる」ものばかりです。
1. IF関数:条件に応じて結果を変える
使いどころ:条件分岐(例:合否判定、在庫チェックなど)
=IF(A2>=60, "合格", "不合格")
- A2が60以上なら「合格」、それ以外なら「不合格」と表示されます。
- 「もし〜なら、こうする」という処理に最適。
🔰 POINT: Excelの“思考力”を育てる関数。業務ロジックの第一歩!
2. VLOOKUP関数:表の中から値を検索する
使いどころ:マスタ参照、データの突き合わせ
=VLOOKUP(A2, 商品マスタ!A2:C100, 2, FALSE)
- A2の値を、別シートの商品マスタ表から検索。
- 2列目の情報(例:商品名など)を引っ張ってきます。
🔰 POINT: データ量が増えるほど、この関数のありがたみを実感します!
3. COUNTIF関数:特定の条件に一致する件数を数える
使いどころ:数のカウント(例:未提出の件数、指定文字の出現数)
=COUNTIF(B2:B100, "未提出")
- 「未提出」と書かれたセルの個数をカウントします。
🔰 POINT: 単なる集計を超えた“条件付き集計”の第一歩!
4. SUM関数:合計を求める
使いどころ:売上合計、点数合計など基本中の基本
=SUM(C2:C10)
- C列の2行目から10行目までを合計。
🔰 POINT: オートSUMボタンでもおなじみ。実務では必須スキル。
5. TEXT関数:日付や数値の表示形式を変える
使いどころ:資料作成や見た目の整形に便利
=TEXT(A2, "yyyy/mm/dd")
- 日付を指定した形式で表示できます(例:2025/07/01)。
🔰 POINT: 意外と知られてないけど「見せ方」を整える救世主!
おまけ:迷ったら「=」で始めてみよう!
関数は、「=」を入力して関数名を打ち始めれば、
Excelが候補を表示してくれます。
最初は慣れなくても、使えば使うほど自然に覚えていきますよ。
おわりに:まずは5つ、試してみてください
Excel関数の世界は奥深く、たしかに最初はとっつきにくいかもしれません。
でも、「IF」「VLOOKUP」「COUNTIF」だけでも業務は驚くほど快適になります。
「誰かが関数で効率化している」その陰には、こうした基本があります。
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